菅野草苑さんのブログ 2012/11

栃木県 足利学校

[日常] 投稿日時:2012/11/21(水) 15:02

足利市北部にある、深高山ハイキングを終え、帰りに足利学校へ
寄りました。

開校が奈良時代とも、平安時代とも、鎌倉時代とも言われている
由緒ある学校です。

フランシスコ ザビエルが「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」
と世界に紹介したとのこと。
 

お坊さんを教育した学校で、今の大学にあたるそうです。
孔子の教えに基づく「儒学」を中心とした授業で、自学自習が基本だったようです。

街中、紅葉の時期で、銀杏、モミジなど、色鮮やかに街を彩っていました。
特別無料開放日でしたので、沢山の見学者がいました。

全国から学生が集まったということですが、そのことを示すような、落ち着いた、
いい佇まいの所でした。


学校門 両側に銀杏が植えられ紅葉が美しい

平成2年に復元された方丈(学生の講義や学習、学校行事、接客に使用)と庫裡
(学校の台所)

杏壇門(1668年創建)

方丈の内部天井

開校以来、学校門に掛けられていた表札(現在は内部に保管)

裏庭から北庭園の池と奥に孔子廟が見える

栃木県足利市深高山ハイキング

[日常] 投稿日時:2012/11/20(火) 10:36

東北自動車道から北関東自動車道を経て足利市へ。

東北の曇り空から関東の晴天へ。

足利市にある深高山ハイキングコースを歩いてきました。
石尊山(487m)から、深高山(508m)松田山(403m)の山の縦走です。

石尊山は修験の山だったようで、入り口の大きな石標に「女人禁制」と書かれて
ありました。御挨拶をして入山。
石のごつごつした山で、険しく、地層にも価値があるようです。

深高山は、落ち葉で敷き詰められ、柔らかく、歩きやすい道でした。

遠く、浅間山、八ヶ岳が見え、関東平野も見渡せます。

真っ青な青空ですが、尾根歩きは風が強く飛ばされそうでした。

5時間の一周ハイキングは、のんびりとした低山の魅力を感じました。


見下ろすと採掘跡の貯水池が青く光っています。

遠くの山並みと下界の町並み

遠く、スカイツリーと東京都心の高層ビルが見える

空と紅葉

一筋の光、杉、檜が傾斜地に植林されている

直立の杉、50mはあるかと思われる

福島県矢祭町 滝川渓谷

[日常] 投稿日時:2012/11/06(火) 12:37

福島県南部、茨城県と隣接する矢祭町に滝川渓谷があります。

ふくしまの遊歩道50選に選ばれています。

全長3kmの遊歩道内に48滝が続いています。

この日、県北や会津地方は時雨れて寒い日でしたが、さすが関東に近い
矢祭町、雲一つない、いいお天気でした。

遊歩道施設管理棟から入って、林を過ぎ、岩場の道を登って直ぐに、滝が連続
していました。
渓谷に沿って遊歩道があり、立派な手すりのある木の橋を,何度か右へ、左へと渡り
標高が上がって行きます。

川は谷あいに沿って下り、勢いのある滝となっています。

まだ紅葉が始まったばかりで、盛りは11月下旬かと思います。

この道沿いに、穴の開いているほこらを2つ見つけました。
何も入っていない空間です。

不思議なものがあると思い、下山後、管理棟の方に尋ねました。
昭和30年から40年代にかけて、炭を焼いていた、炭焼き釜の跡だ
ということでした。当時は、滝の傍、険しい道の傍らで、一日がかりで
炭を焼いていたそうです。

連続していた滝の終わり,「銚子の口滝」から先は、なだらかな平坦地になって、川が流れていました。

登山口から頂上まで、標高差300mの、滝登り。
山頂の店では、新米のつかみ取りと綿あめのサービスが2日間にわたって行われていました。
新そばを食べ、ゆったりとした気分で、来た道を戻りました。

林の中の滝
滝の流れ
滝に日が差し込む
空を見上げる。近くに炭焼き釜がある。
山頂店の広場に咲く、桜(カンザクラ) 沢山の木が立ち並び咲かせている。

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