菅野草苑さんのブログ

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茨城県鹿島神宮参拝

[日常] 投稿日時:2015/01/19(月) 15:08

2015年明けましておめでとうございます。
1月14日、茨城県南部にある、常陸国一宮、鹿島神宮へ参拝に行って来ました。
青空の良く澄んだ空気に、鬱蒼とした神社の杜は、如何にも経験あらたかな気分
にさせてくれます。
曲がった椎の巨木や、一直線に伸びた杉の木など、沢山の大樹に迎えられました。
21万坪の樹叢は照葉樹林の北限で、800種を超える植物の宝庫とのこと。

鹿島スタジアムサッカー場を左手に見ながら、直進、鹿島神宮に初めて参拝しました。
新年も大分過ぎての「初詣」でしたので、人も少なくのんびりとマイペースで歩いてきました。
社格も高く、「鹿島立」でも有名ですから、さぞかし、三が日は大勢の参拝者がいたことで
しょう。杜で飼われている鹿の鳴き声を聞きながらの参拝でした。
鹿島神宮大鳥居近くの椎の巨樹
朱塗りの楼門
鬱蒼とした参道の杜
奥宮(徳川家康の奉納)
御手洗の池
鹿島灘

 

福島県阿武隈山地の移ヶ岳

[日常] 投稿日時:2014/12/15(月) 16:55

冬枯れになった山里。
郡山から東に、なだらかな山並みが幾つか有ります。
中にはなだらかな裾野を広げて立っている独立峰も有ります。
郡山の東には、阿武隈山地の山並みが広がり、浜通りに繋がっていま
すが、田村市船引町にある移ヶ岳(994m)も、その一つで、稜線の美しい
独立峰です。
原発事故があってからは暫く東の山に登ることが有りませんでしたが、10日
登って来ました。
登山口広場の駐車場にも放射能測定器モリタリングポストが立って数値を
表していました。0.218とありました。
そこから山頂まで35分とありましたが、私たちの足では一時間。
木々はすっかり葉を落とし、見晴らし抜群です。
山頂からは東西南北見渡せ、晴れた日は海も見えるとか。
磐梯山、那須連峰なども見え、中通りの各都市も見渡せます。
空気のひんやりした中、冬枯れの低山登山もなかなか楽しいものでした。
移ヶ岳山頂近くの岩(この山は石を採石していたそうです)
山頂からの眺め、東に鎌倉山が見える



山頂から下に崖がある

岩から氷柱が垂れる

黒い土に白い霜柱

夕暮れ傾く太陽に彩光がみえる

福島県桑折町陣屋跡

[日常] 投稿日時:2014/12/12(金) 18:23

12月に入ってすっかり寒くなってきました。
12月5日、毎年行く県北の伊達市染川のニット展に行って来ました
ここ伊達地方はニット生産が盛んで、伊達市保原町でも一般の店頭に出す前に
ニット展が開催されています。
帰り、桑折町の国道4号線沿いにある、元の伊達郡郡役所の裏手にある陣屋跡の公園
まで足を延ばしました。ここの紅葉が楽しみで、毎年立ち寄っています。

今年は寒さが早かったのか、一枚の葉も幹に残っていないで、地面一面が紅葉の落ち葉
で敷き詰められていました。
裸になった木々の梢の間から、福島盆地と阿武隈山地が背丈を揃えて並んで見えます。
信達地方が見渡せる、素晴らしい場所に、この陣屋は立っています。

前に来た時は地震でヒビの入った白い蔵が建っていましたが、今回は壊されていました。
日当たりがいいのでしょう、やぶ椿の大きな木には花が満開でした。
これからが本格的な冬になるのに。
大きな木々に護られて毎年早く咲くのでしょう。
見事な木です。
今年は落ち葉の紅葉だったけれど、これもまた良しと思いました。
落葉したモミジ
椿と蔵の土台石
刈り込まれた欅


 

西会津国際芸術村

[日常] 投稿日時:2014/11/11(火) 10:26

10月31日、秋晴れの中、福島県の西部、新潟県よりにある西会津町へ
行って来ました。
ひょんなことで知り合った方の案内で、西会津国際芸術村の存在を知りました。
福島県は広いので、同じ福島県人でありながら、私が行ったこともない所が多数
あります。

西会津国際芸術村は旧新郷中学校の木造校舎を活用した文化交流施設で、
西会津町と(株)西会津町振興公社の協働により管理・運営をし、公募展・アーティストイン
レジデンス・芸術教室などの事業をNPO法人西会津芸術村が推進している、とのこと。

丁度この期間、半沢政人創作展「紙のア~ト」を開催していると知り、出かけたわけです。
当日、案内して下さるとの事で、西会津道の駅で待ち合わせました。
阿賀野川を渡って新郷へ。今、紅葉は真っ盛りでした。
芸術村は10年前発足、2年前まではすぐ傍にある小学校は開校していたそうですが、
今は他地区に統合され、廃校となっています。
ここではジャスコンサートや音楽会などをはじめ、いろいろな芸術イベントを行って
いるとのことです。
11月1,2日も半沢さんの創作展と一緒に、ジャズコンサートと校舎のライトアップが
行われました。

今まで知ることがなかった芸術活動を知ることが出来た、貴重な経験でした。
旧新郷中学校校舎と校庭を使った国際芸術村
廊下の展示物
半沢政人さんの作品
半沢政人さんの作品
飯豊山と民家(ここは斎藤清の会津の冬シリーズの作品になった所)
山都町にある明治時代に建てられた、元旅籠の2階(下はカフェになっている)

 

会津の旅

[日常] 投稿日時:2014/08/29(金) 19:35

夏も終わりに近い、26日、27日会津方面へ出かけました。
磐梯山の麓、猪苗代町天鏡台にある、いなわしろ淡水魚館へ寄りました。
水槽には川、沼などにいる身近な魚が泳いでいます。
外国産の淡水魚や熱帯魚も展示されています。
川の流れを模した展示の所は、水中を横から眺めるように工夫され、
小さな子供の目線に合っていて、楽しいものでした。

外庭には昭和43年まで運行していた、沼尻軽便鉄道の電車が展示してありました。
軽便とは狭軌の鉄道列車のことで、残されていた電車の車内は狭いものでした。
明治21年、沼尻鉱山で硫黄の採掘が始まり、硫黄を運ぶために作られた鉄道が
沼尻軽便鉄道です。磐越西線川桁駅から沼尻駅まで走っていました。
「高原列車は行く」の歌は丘灯至夫作詞、古関裕而作曲で有名ですが、この鉄道を
歌ったものです。

淡水魚館から少し上に行ったところに、天鏡台昭和の森が有ります。
猪苗代湖を見下ろす、磐梯山の裾野に作られた公園で、松林が広がっています。
晴れた日は清々しい景色で、眼下に見える猪苗代湖の美しさは格別です。

会津若松市には観光地が沢山あります。
その一つに、会津若松の奥座敷として有名な東山温泉があり、湯川という川が
流れています。山間の、岩場のある激流です。
竹久夢二、与謝野晶子なども逗留したという温泉です。
細い道の温泉街には閉鎖された宿もありますが、結構多くのお客さんが来ていました。
目の前に緑の山が迫っていて、新緑、紅葉はさぞや見事だろうと思います。
泊まった宿は、源泉が湧き出る、幾つものお風呂があり、いい香りがする、木の浴槽も
あって、昔ながらの、味のある、いい旅館でした。
沼尻軽便鉄道電車
沼尻行き
磐梯山山麓天鏡台の松林
曇り空の猪苗代湖
会津若松市にある国の重要文化財さざえ堂
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