菅野草苑さんのブログ 2013/12/13
石筵のシダレグリ
[日常] 投稿日時:2013/12/13(金) 14:56
天然記念物になっているシダレグリは全国的には長野県小野と岐阜県の
竹原のシダレグリ自生地が有名です。
福島県内にも三か所あったそうですが、今はいわき市と郡山市の
二か所になってしまったとの事です。
ここ郡山市熱海町石筵に自生しているシダレグリは、共同牧草地内に
あり、牧草地脇の雑木林の中に少々残るだけとなっています。
シダレグリというのは、山栗の遺伝子変形から、枝も幹も曲がりくねった
特異な形の栗の木です。
どうしてこれほど、曲がることが出来たのかと思う位の曲がりようです。
今まで見過ごされていたこの木を保存しようと、熱海地区の方々が立ち
上がり、樹木医も加わって、枯れた枝の伐採、モクサンでの消毒などの
手入れをしたそうです。
冬樹窯の佐藤さんから、不要になったこの枝を、草月のお花に使えないかと、
お声をかけて頂きました。
12月初旬、小雪の舞う自生地に行ってきました。
地面はまだ温かく、雪は積もることなく、ぬかるんだ山道を行って来ました。
この枝を利用し、新たな造形を作り上げ、石筵のシダレグリの存在を沢山の
方々に知って頂ければと思っています。
シダレグリの樹形 牧草地内のシダレグリ 二本ならんで まだ葉の残るシダレグリ 石筵のシダレグリの説明版 近くの川端にあったふんわり綿毛
竹原のシダレグリ自生地が有名です。
福島県内にも三か所あったそうですが、今はいわき市と郡山市の
二か所になってしまったとの事です。
ここ郡山市熱海町石筵に自生しているシダレグリは、共同牧草地内に
あり、牧草地脇の雑木林の中に少々残るだけとなっています。
シダレグリというのは、山栗の遺伝子変形から、枝も幹も曲がりくねった
特異な形の栗の木です。
どうしてこれほど、曲がることが出来たのかと思う位の曲がりようです。
今まで見過ごされていたこの木を保存しようと、熱海地区の方々が立ち
上がり、樹木医も加わって、枯れた枝の伐採、モクサンでの消毒などの
手入れをしたそうです。
冬樹窯の佐藤さんから、不要になったこの枝を、草月のお花に使えないかと、
お声をかけて頂きました。
12月初旬、小雪の舞う自生地に行ってきました。
地面はまだ温かく、雪は積もることなく、ぬかるんだ山道を行って来ました。
この枝を利用し、新たな造形を作り上げ、石筵のシダレグリの存在を沢山の
方々に知って頂ければと思っています。
シダレグリの樹形 牧草地内のシダレグリ 二本ならんで まだ葉の残るシダレグリ 石筵のシダレグリの説明版 近くの川端にあったふんわり綿毛