菅野草苑さんのブログ 2014/8/29

会津の旅

[日常] 投稿日時:2014/08/29(金) 19:35

夏も終わりに近い、26日、27日会津方面へ出かけました。
磐梯山の麓、猪苗代町天鏡台にある、いなわしろ淡水魚館へ寄りました。
水槽には川、沼などにいる身近な魚が泳いでいます。
外国産の淡水魚や熱帯魚も展示されています。
川の流れを模した展示の所は、水中を横から眺めるように工夫され、
小さな子供の目線に合っていて、楽しいものでした。

外庭には昭和43年まで運行していた、沼尻軽便鉄道の電車が展示してありました。
軽便とは狭軌の鉄道列車のことで、残されていた電車の車内は狭いものでした。
明治21年、沼尻鉱山で硫黄の採掘が始まり、硫黄を運ぶために作られた鉄道が
沼尻軽便鉄道です。磐越西線川桁駅から沼尻駅まで走っていました。
「高原列車は行く」の歌は丘灯至夫作詞、古関裕而作曲で有名ですが、この鉄道を
歌ったものです。

淡水魚館から少し上に行ったところに、天鏡台昭和の森が有ります。
猪苗代湖を見下ろす、磐梯山の裾野に作られた公園で、松林が広がっています。
晴れた日は清々しい景色で、眼下に見える猪苗代湖の美しさは格別です。

会津若松市には観光地が沢山あります。
その一つに、会津若松の奥座敷として有名な東山温泉があり、湯川という川が
流れています。山間の、岩場のある激流です。
竹久夢二、与謝野晶子なども逗留したという温泉です。
細い道の温泉街には閉鎖された宿もありますが、結構多くのお客さんが来ていました。
目の前に緑の山が迫っていて、新緑、紅葉はさぞや見事だろうと思います。
泊まった宿は、源泉が湧き出る、幾つものお風呂があり、いい香りがする、木の浴槽も
あって、昔ながらの、味のある、いい旅館でした。
沼尻軽便鉄道電車
沼尻行き
磐梯山山麓天鏡台の松林
曇り空の猪苗代湖
会津若松市にある国の重要文化財さざえ堂

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