菅野草苑さんのブログ 2015/7/22
国指定史跡虎塚古墳
[日常] 投稿日時:2015/07/22(水) 11:43
国指定史跡「虎塚古墳」はひたちなか市中根にあります。
前方後円墳で全長56,5m。
前方を西に向けた7世紀前半の古墳です。
昭和48年夏、第一次調査が行われ、49年1月に国指定となりました。
今は、春、秋の各10日間だけ、内部が公開されています。
この春、見てきました。
古墳内部は横穴式石室で玄室の長さは3m、横壁の幅は1,5m、高さ1,4m。
凝灰岩で作られています。
玄室はほぼ全面が白色粘土で下塗りした上にベンガラ(酸化第二鉄)文様が書かれています。
室内には5名ずつ入館し、一分間だけ照明、説明を受けながら見学です。
近くに埋蔵文化調査センターがあって、そこに実物大の模型が置かれています。
この古墳の出土品は、盗掘はなかったものの、埋葬品がきわめて少なかったとのことです。
このセンターには他に、近くで見つかった埴輪や埋蔵物などが展示され、なかなか魅力的です。
北関東平野、林の中の静かな佇まいの中、現代に通じる赤い幾何学的模様が印象的でした。 虎塚古墳史跡公園 案内図 古墳入口 埋蔵文化調査センター内の古墳模型 模型内右壁 模型内左壁 センター内展示乳飲み子を抱く埴輪 センター内展示物 センター内展示 地層
前方後円墳で全長56,5m。
前方を西に向けた7世紀前半の古墳です。
昭和48年夏、第一次調査が行われ、49年1月に国指定となりました。
今は、春、秋の各10日間だけ、内部が公開されています。
この春、見てきました。
古墳内部は横穴式石室で玄室の長さは3m、横壁の幅は1,5m、高さ1,4m。
凝灰岩で作られています。
玄室はほぼ全面が白色粘土で下塗りした上にベンガラ(酸化第二鉄)文様が書かれています。
室内には5名ずつ入館し、一分間だけ照明、説明を受けながら見学です。
近くに埋蔵文化調査センターがあって、そこに実物大の模型が置かれています。
この古墳の出土品は、盗掘はなかったものの、埋葬品がきわめて少なかったとのことです。
このセンターには他に、近くで見つかった埴輪や埋蔵物などが展示され、なかなか魅力的です。
北関東平野、林の中の静かな佇まいの中、現代に通じる赤い幾何学的模様が印象的でした。 虎塚古墳史跡公園 案内図 古墳入口 埋蔵文化調査センター内の古墳模型 模型内右壁 模型内左壁 センター内展示乳飲み子を抱く埴輪 センター内展示物 センター内展示 地層