菅野草苑さんのブログ ブログテーマ:植物
<<前へ |
7月の山野草
[植物] 投稿日時:2014/07/16(水) 09:42
台風8号が日本列島に被害をもたらした日の翌日の7月13日。毎年この時期に、福島
と栃木の県境にある大峠から流石山(1822m)に咲く夏の高山植物を見に登ります。
今年は生憎の曇り空。その上、大峠では太平洋側から吹く風がとても強く、登山者の
ほとんどが道を引き返して来ます。
山頂尾根の風は相当強く、危険との事で登頂は断念。しかし、ニッコウキスゲや
シモツケ、アシガタチドリなど沢山の花が咲き誇るかのように、強風に耐えて咲いて
いました。
登山口の足元にショウキランのピンクの花が咲いていました。
途中下山では、消化不良の感じがしたので、田島の駒止湿原へ行先変更。
六月駒止湿原に行った人から、今年はニッコウキスゲヤワタスゲが沢山咲いて
いると聞いていました。
ワタスゲは風に吹かれ、綿毛がほとんど飛んだ後でしたが、まだ見られる状態で、ヒオウギあやめ
が花はわずかに咲き残り、ほとんどが種となって丸く膨らんでいました。
湿原は周りが林に囲まれているので、風もなくゆっくり、のんびりと木道歩き。
湿原には薄ピンクのトキソウが至る所に咲き、ピンクの濃いサワランが点々と散らばって
アクセントをつけていました。
水の中にモウセンコケやミズゴケがあって素晴らしい湿原散策になりました。 流石山のアシガタチドリ 流石山駐車場近くの草むらに咲くショウウキラン 駒止湿原のトキソウ ニッコウキスゲとワタスゲ 湿原に立つオブジェ 雷の落雷による モウセンコケ
と栃木の県境にある大峠から流石山(1822m)に咲く夏の高山植物を見に登ります。
今年は生憎の曇り空。その上、大峠では太平洋側から吹く風がとても強く、登山者の
ほとんどが道を引き返して来ます。
山頂尾根の風は相当強く、危険との事で登頂は断念。しかし、ニッコウキスゲや
シモツケ、アシガタチドリなど沢山の花が咲き誇るかのように、強風に耐えて咲いて
いました。
登山口の足元にショウキランのピンクの花が咲いていました。
途中下山では、消化不良の感じがしたので、田島の駒止湿原へ行先変更。
六月駒止湿原に行った人から、今年はニッコウキスゲヤワタスゲが沢山咲いて
いると聞いていました。
ワタスゲは風に吹かれ、綿毛がほとんど飛んだ後でしたが、まだ見られる状態で、ヒオウギあやめ
が花はわずかに咲き残り、ほとんどが種となって丸く膨らんでいました。
湿原は周りが林に囲まれているので、風もなくゆっくり、のんびりと木道歩き。
湿原には薄ピンクのトキソウが至る所に咲き、ピンクの濃いサワランが点々と散らばって
アクセントをつけていました。
水の中にモウセンコケやミズゴケがあって素晴らしい湿原散策になりました。 流石山のアシガタチドリ 流石山駐車場近くの草むらに咲くショウウキラン 駒止湿原のトキソウ ニッコウキスゲとワタスゲ 湿原に立つオブジェ 雷の落雷による モウセンコケ
郡山市熱海町石筵のシダレグリ
[植物] 投稿日時:2014/05/23(金) 20:13
昨年暮れ、郡山市熱海町石筵に自生し、県の天然記念物になっている
枝垂れ栗を見に行きました。
葉を落とし、枝垂れた樹形がそのまま見える木々でした。
葉の出始めもいいとの事で、5月22日見に行きました。
時折、雨の降る日でしたが、枝垂れ栗の自生している牧場に入る時には
雨が止み、木々も、牧草もますます瑞々しく輝いていました。
案内して下さったシダレグリ保存会の方々に説明を聞きました。
野放しになっていたこの栗を、今は、枯れ枝をおとすなど、大事に手入れし、
増やす試みを頑張っているとのことです。熱海町の観光の一つとして、
道を整備し、沢山の方に見にきてて欲しいというお話でした。
消えてしまう前に、手が入り、保存されて良かったと思いました。 若葉の衣を羽織り、踊りだしそうな、シダレグリ 枯れてしまった木々 牧草地に立つ桜の木とシダレグリ 踊るシダレグリ 自生地近くの安達太良噴火時に飛んで割れた大きな石。
枝垂れ栗を見に行きました。
葉を落とし、枝垂れた樹形がそのまま見える木々でした。
葉の出始めもいいとの事で、5月22日見に行きました。
時折、雨の降る日でしたが、枝垂れ栗の自生している牧場に入る時には
雨が止み、木々も、牧草もますます瑞々しく輝いていました。
案内して下さったシダレグリ保存会の方々に説明を聞きました。
野放しになっていたこの栗を、今は、枯れ枝をおとすなど、大事に手入れし、
増やす試みを頑張っているとのことです。熱海町の観光の一つとして、
道を整備し、沢山の方に見にきてて欲しいというお話でした。
消えてしまう前に、手が入り、保存されて良かったと思いました。 若葉の衣を羽織り、踊りだしそうな、シダレグリ 枯れてしまった木々 牧草地に立つ桜の木とシダレグリ 踊るシダレグリ 自生地近くの安達太良噴火時に飛んで割れた大きな石。
会津駒ヶ岳山頂付近の植物
[植物] 投稿日時:2013/08/13(火) 14:30
1000mあたりはブナ林からはじまり、オオシラビソの林となり
2000mの山頂付近は草原地帯になって、湿地植物と池塘が点在しています。
雪解けの水や雨水が溜まった池塘付近の地面には、ワタスゲ、ヒメシャクナゲなどが
少し咲いていましたが、花の時期は終わったようで、あまり綺麗な姿ではありませんで
した。
山頂付近の草原はコバイケイソウが一面群生し、今が満開のところ、蕾のところ、
やっと成長してきたところと、変化に富んだ咲き方で、咲いています。
雪解けの時期の違いからこのようになるようです。
ハクサンコザクラも雪解けの進んだ所から咲き出し、群生しています。
イワイチョウの群生ありましたが、咲いているのは少し。
花の見頃はこれからのようです。
いろいろな高山植物が順番に最盛期を迎え、草原を飾る、会津の山々です。
イワイチョウ
キンコウカ ハクサンチドリ
チングルマ
ハクサンコザクラ
シナノキンバイ
2000mの山頂付近は草原地帯になって、湿地植物と池塘が点在しています。
雪解けの水や雨水が溜まった池塘付近の地面には、ワタスゲ、ヒメシャクナゲなどが
少し咲いていましたが、花の時期は終わったようで、あまり綺麗な姿ではありませんで
した。
山頂付近の草原はコバイケイソウが一面群生し、今が満開のところ、蕾のところ、
やっと成長してきたところと、変化に富んだ咲き方で、咲いています。
雪解けの時期の違いからこのようになるようです。
ハクサンコザクラも雪解けの進んだ所から咲き出し、群生しています。
イワイチョウの群生ありましたが、咲いているのは少し。
花の見頃はこれからのようです。
いろいろな高山植物が順番に最盛期を迎え、草原を飾る、会津の山々です。
イワイチョウ
キンコウカ ハクサンチドリ
チングルマ
ハクサンコザクラ
シナノキンバイ
静岡県三保の浜辺
[植物] 投稿日時:2013/08/04(日) 08:36
清水市にある三保の浜辺を散歩して見かけた,7月から8月にかけて咲く植物は
山間地に住む私には、なかなか興味深いものがありました。
黒松の林、蝉の声、細かい砂に這うように伸びている植物。
朝歩いていると、7時ぴったりに、一斉に出発し、漁場に向かう漁船の群れを見ました。
ここの浜辺に打ち寄せる波は優しく、波音も静か。
お天気が良ければ富士山が海越しに見える景色のはずですが
今回、残念ながら曇り空で見えませんでした。
秋から冬にかけては、雪を被って裾野を長くした富士山がはっきり見えるとの事。
昔から憧れていた景色を、いづれまた、との思いを残しました。
三保園近くの林に咲くハマユウ
面白い黒松の線の芸術
初めて見たハマゴウ(人の入らない浜辺に咲くとのこと。7月から8月に咲く)
コウボウムギ(4月から7月が開花期)
堤防継ぎ目に咲く鉄砲百合
黒松に寄生しているシダ(ヒトツバか?)
山間地に住む私には、なかなか興味深いものがありました。
黒松の林、蝉の声、細かい砂に這うように伸びている植物。
朝歩いていると、7時ぴったりに、一斉に出発し、漁場に向かう漁船の群れを見ました。
ここの浜辺に打ち寄せる波は優しく、波音も静か。
お天気が良ければ富士山が海越しに見える景色のはずですが
今回、残念ながら曇り空で見えませんでした。
秋から冬にかけては、雪を被って裾野を長くした富士山がはっきり見えるとの事。
昔から憧れていた景色を、いづれまた、との思いを残しました。
三保園近くの林に咲くハマユウ
面白い黒松の線の芸術
初めて見たハマゴウ(人の入らない浜辺に咲くとのこと。7月から8月に咲く)
コウボウムギ(4月から7月が開花期)
堤防継ぎ目に咲く鉄砲百合
黒松に寄生しているシダ(ヒトツバか?)
福島県 矢吹町大沼公園
[植物] 投稿日時:2013/07/23(火) 16:49
蓮の花の盛りは7月。
福島県中通りにある矢吹町大沼公園。
大賀蓮や蓮、睡蓮など水生植物が咲く沼です。
すでに盛りは過ぎてしまっていましたが、少し咲き残った
花が、風に吹かれ、水面で揺れていました。
周りの田んぼの稲は勢いよく真っ直ぐに伸び、夏盛りです。
大沼公園蓮池
枯れ葉もよし
睡蓮はこれから
松林が美しい
山百合咲く土手
福島県中通りにある矢吹町大沼公園。
大賀蓮や蓮、睡蓮など水生植物が咲く沼です。
すでに盛りは過ぎてしまっていましたが、少し咲き残った
花が、風に吹かれ、水面で揺れていました。
周りの田んぼの稲は勢いよく真っ直ぐに伸び、夏盛りです。
大沼公園蓮池
枯れ葉もよし
睡蓮はこれから
松林が美しい
山百合咲く土手
«前へ |