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久しぶりのブログです。

２月に大雪が二度も降り、雪に埋もれた生活になっていました。
３月は、計画していたスノーシューでの山歩きの日が、
ことごとく雨に降られて、流れてしまい、ブログも書けなく
なってしまいました。

昨年暮れから、ホテルハマツロビーに花を展示していましたが、
大変好評なので、３月以降も継続してほしいという依頼があり
ました。
突然の依頼で、準備期間もなかったのですが、ちょうど今回の大雪で
折れた琵琶の木があるので、お花に使ってほしいというお話があり、
それを使って制作しました。

花材は琵琶のほかに、竹籠、割竹、シューベルチィ、枝垂れ桑、白丸棒、
マンサクを使いました。

昨年は、草月流家元勅使河原茜先生の復興支援によるご来県で、ロビー花作品制作、
講演会をホテルハマツさんのご協力によってできました。
本当にハマツさんにはお世話になりました。

昨年暮、茜先生がいけられたハマツのロビー展示台に、福島県を代表する民芸品
三春デコ屋敷の張り子人形制作者、橋本彰一さんとのコラボレーションで、
作品を作ってくださいとの依頼がありました。

橋本さんは、お正月にかかるので、干支の馬を展示したいとのご希望でした。

可愛いい張り子人形とのコラボ。
明るく、軽快な雰囲気を大事にしたいと思って、明るい色合いに花材を
染めました。

今月１５日に入れ替えしました。
去年の暮、福島県郡山市熱海町石筵にある枝垂れ栗の剪定した枯れ木を
頂いていました。
この木は遺伝子の異常で、樹木がくねくねと波打って育っています。
この動く動作を踊りに見立て、張り子人形の「踊り子」を中心にして、
作品を考えました。
小正月にもあたるので、団子さしも揺れるように作りました。
「踊り子」に合わせ、団子さしも踊り、花材がみんな踊っています。
沢山いただいた枝垂れ栗だからこそ出来た、コラボ作品です。

  ２０１３．１２月２６日～２０１４．１月１５日の作品 ２０１４．１月１６日～３１日までの作品
 

６月２２日から２４日まで、ふくしま特別復興いけばな展を
郡山市、ホテルハマツのロビーにて行いました。

これは草月流勅使河原茜家元の特別の計らいで実行できたもの。
茜先生の福島県を支援したいという思いと、私たちの、先生をお呼びしたいという
思いが一緒になって実現したものです。
会場を提供してくださったホテルハマツさんのご厚意をはじめ、沢山の方のご厚意に
支えられたからこそ、実施できたことで、本当に感謝しています。

今回のイベントは、県支部の会員はもちろん、集まってくださったフクシマの方々に
も力を与えてくれたと思っています。

２２日の家元、茜先生の公開大作の制作。
午後のデモンストレーションは中作、大作の制作。パフォーマンスでは会場の方に
花器と花材を選んでもらうという趣向。花も花器も全くバラバラに選ばれたものを、
その場でいけた作品は、花器と花材がマッチした素晴らしいもの。その見事さに
会場からは、歓声と拍手が湧きあがりました。

家元先生を囲んだ一日は楽しいものとなりました。

茜先生の作品と一緒に、私たちの作品が展示できる喜びを感じた、今回の
復興いけばな展でした。


勅使河原茜家元作品　　

かなばと季節の花を使った、私の作品など

作品風景

会場風景

会場風景

会場風景

上からの風景


逆光の風景

結婚式を挙げた方の記念撮影