ブログ 2013/12

栃木県足利市 大小山登山[菅野草苑さんのブログ]

投稿日時:2013/12/18(水) 20:47

12月15日の郡山は雪の朝。東北道を南に向かって進んでも、栃木県西那須野
辺りまで雪景色は続きました。
進むにつれ、空も明るくなって、真っ青な青空の世界になりました。
佐野市からは、車中からも雪を被った富士山がはっきり見え、東北とは全く違った
まさしく別世界だと感じました。

今日の里山登山は、大小山(314m)という、ちょっとした山でしたが、岩場あり、
登りあり、下りあり、尾根伝いに歩いたりという変化に富んだ山でした。
天狗の大、小から山の名前がついたとの事。
峰々の頂上からは関東平野、富士山、浅間山など360度の展望で中々面白い山でした。

日曜日とあって、地元のボランティアの方々が山登りをしていて、地図を配ったり、
見どころを案内してくださいました。
 
冬の関東地方の良いお天気に、快い汗をかいて、楽しい山旅でした。
 
高速道路からの冬景色
稲荷神社からの登山口
足利市の町並み
関東平野の展望、富士山も見える
大小山の7m大の二つの看板
狂い咲きの山つつじ
佐野市の春日稲荷神社の建物

石筵のシダレグリ[菅野草苑さんのブログ]

投稿日時:2013/12/13(金) 14:56

天然記念物になっているシダレグリは全国的には長野県小野と岐阜県の
竹原のシダレグリ自生地が有名です。
福島県内にも三か所あったそうですが、今はいわき市と郡山市の
二か所になってしまったとの事です。

ここ郡山市熱海町石筵に自生しているシダレグリは、共同牧草地内に
あり、牧草地脇の雑木林の中に少々残るだけとなっています。
シダレグリというのは、山栗の遺伝子変形から、枝も幹も曲がりくねった
特異な形の栗の木です。
どうしてこれほど、曲がることが出来たのかと思う位の曲がりようです。

今まで見過ごされていたこの木を保存しようと、熱海地区の方々が立ち
上がり、樹木医も加わって、枯れた枝の伐採、モクサンでの消毒などの
手入れをしたそうです。

冬樹窯の佐藤さんから、不要になったこの枝を、草月のお花に使えないかと、
お声をかけて頂きました。
12月初旬、小雪の舞う自生地に行ってきました。
地面はまだ温かく、雪は積もることなく、ぬかるんだ山道を行って来ました。

この枝を利用し、新たな造形を作り上げ、石筵のシダレグリの存在を沢山の
方々に知って頂ければと思っています。
 
シダレグリの樹形
牧草地内のシダレグリ
二本ならんで
まだ葉の残るシダレグリ
石筵のシダレグリの説明版
近くの川端にあったふんわり綿毛

 

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